伊佐市にある奥十曽渓谷の奥の奥にあるエドヒガン桜をご存知でしょうか。
この桜は樹齢600年を超え、高さ28m、根回り周囲21m、胸高周囲10.99m、エドヒガン桜では日本一の大きさといわれており、林野庁が選定した「森の巨人たち百選」の一つにもなっています。
日本一の桜が伊佐にあるのかぁ……完全に季節外れだけどまぁ行ってみるかぁ……ぐらいの軽い気持ちで向かったんです。軽い気持ちで……。あんな大変な道だとは知らずに……。そしてあんな……。
エドヒガン桜への道 | 〜3km地点まで。まだまだ序の口。
十曽池の脇の道を入って行きます。
養魚場跡を過ぎて橋を渡り、川沿いに進んで行きます。
この辺りから道がやばくなって……。
はい、落石きました。
障害物に負けずどんどん進んでください。
看板が見えてくるので右に曲がります。
(※まっすぐ進むと、冷水の滝や行者の滝があります。そちらはまた次回)
エドヒガン桜への道 | 3km地点〜駐車場まで。ここから結構大変ですよ。
この辺りまで来た時には、もうすでに障害物を避けるためのStop&Goに疲れてきている頃かもしれません。
本番はここから。もう一踏ん張り。
こんな感じで↓次々と障害物が現れます……笑
あと1km。この先で複数の鹿に遭遇しました!
よそ見していると、崖から落ちたり、対向車と衝突する危険性がありますので十分ご注意ください。道幅狭いです。
「こんなの普通の林道だよ」と言われればそうなのかもしれませんが、軽い気持ちで行くと痛い目見ます。
僕は障害物除去を手抜きして、車の底をかなりゴリゴリやっちゃいました……。
定期的に整備はされているのでしょうが、雨が降った後など、すぐ元に戻っちゃうんだろうなぁと思います。
駐車場が見えて来ました!駐車場は2箇所あって、10台は十分駐車できそうです。
奥の駐車場にはちょっと”渋め”のトイレもあります。
エドヒガン桜への道 | 最後は徒歩で。運動不足の方にはちょっとしんどいかも。
エドヒガン桜への登山道はいくつかありますが、僕はこちら↓から登りました。
まっすぐ登っていくだけのわかりやすいルートです。登るのは200m弱くらい。
一歩なかに足を踏み入れるとこんな感じ。ものすごく雰囲気あります。階段も整備されています。
岩には苔が生えていて、以前屋久島で見た風景を思い出しました。
エドヒガン桜とのご対面
登りきったところにエドヒガン桜はあります。さすがの存在感。
もののけ姫のこだまが出て来そうです。
満開になるのはだいたい3月末から4月初め頃とのこと。
桜の咲く頃また来たい。でも咲いていない今もいい。
デスロードは言い過ぎかもしれませんが、道はなかなかに荒いです。
でもその先にあるこの景色、一見の価値があると思います。ぜひ!
・スポット名 奥十曽渓谷・エドヒガン桜
・住所 鹿児島県伊佐市大口小木原(十曽国有林70林班)
・電話番号 0995-29-4113(伊佐市役所 伊佐PR課)
・駐車場 あり(10台は駐車できると思います)
※記事の情報は2018年9月16日現在のものです。最新情報は直接お問い合わせ下さい。
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