こんにちは!お米大好きシュンぺーです。
伊佐といえば伊佐米!
やさしい甘み、粒の大きさ、ほどよい硬さでもちもちとした食感!
炊きたても冷めても美味しいと言われる伊佐米ですが、最近では伊佐米を使ったクッキーや日本酒が誕生するなど炊いて食べる以外の楽しみ方も増えてきています。
自分でも新しい楽しみ方に挑戦してみたい…
実は以前ベトナムに住んでいたシュンペー。
そこで今回は、伊佐米の米粉を使って、ベトナムの代表的な麺料理である「フォー」づくりに挑戦してみました!果たして伊佐米は麺になるのか?そしてそのお味やいかに〜
フォーとは?
フォーは、19世紀初頭にベトナム北部で誕生したと言われており、米粉から作られる平麺と牛肉または鶏肉のスープをベースにしたベトナムの代表的な料理です。
ベトナム現地にはたくさんのフォー屋さんが軒を連ねベトナム人の“ソウルフード”と言っても過言ではないでしょう!
伊佐米の米粉を手に入れよう
社会福祉法人ひまわり福祉会さんへGO
伊佐市曽木にある社会福祉法人ひまわり福祉会さんが運営されている施設・店舗では米粉の製造販売をされています。
そして、お米を持ち込んで製粉していただくこともできるんですよ!
方法①:お店で購入する
事務所に併設された店舗「曽木食彩かまど」で購入できるほか、ニシムタ大口店やまごし市場でも購入可能です。
曽木食彩かまどでは米粉の販売だけでなく、自家製の材料や昔ながらの製法にこだわった様々な手作り商品も販売されています。
詳しくはこちらをどうぞ↓
味噌づくりへの想いもぜひご覧ください↓
方法②:伊佐米を持ち込んで製粉してもらう
ひまわり福祉会さんでは「粉ひき屋 ひまわり」も運営されており、お米を持ち込んで製粉していただくことも可能です。
基本料金300円+130円/kg、1kg〜OK、その他袋が必要な場合は袋代20円/枚がかかります。
曽木食彩かまど内のカウンターで受付。混雑状況により製粉に要する時間は変わりますので、受付の際にご確認くださいませ。
今回は2kg持ち込み、製粉していただきました〜
さらっさらでふわっふわですよ〜
伊佐米フォーをつくってみた
今回は鶏肉のフォー「フォーガー(Phở gà、gà=鶏)」を作ってみます!
麺をつくる
ネットで色々と調べてみると、米粉に片栗粉を混ぜてつくるレシピが出てきたので、今回はその方式でつくってみます!
捏ねる
伊佐米の米粉(100g)、片栗粉(100g)、塩(ひとつまみ)、熱湯(200ml)をボウルに入れて混ぜて2分くらい捏ねました。
こんな感じになりました↓
切る
打ち粉(片栗粉)をして生地を麺棒で薄く伸ばして切ります。
フォーは平麺なのでそれを意識してやるのですがこれがなかなか難しい…。
途中からピザカッターを使いました笑
スープをつくる
水に酒、しょうが、にんにく、そして鶏肉を入れて火にかけ、火が通るまで10分ほど弱火で煮てから、鶏肉は取り出し食べやすい大きさに切っておきました。
ナンプラー、砂糖、鶏ガラスープの素で味を整えスープ完成!
※ベトナムの魚醤「ヌックマム」は持っていなかったので、タイの魚醤である「ナンプラー」で代用しました。ナンプラーの方が独特の臭い控えめで塩気は強めです。
盛り付ける
先ほどの米粉麺を1分ほど熱湯で茹で水で締めました。
ちょっと短めですがちゃんと麺です⤴︎⤴︎
トッピング用に、もやしを茹で、庭に生えていたミント、バジル、大葉、そしてカボスを収穫!
冷凍庫にパクチー、冷蔵庫には唐辛子の酢漬けもあったのでそれもトッピング!!
スープと麺、鶏肉とあわせて完成したのがこちら↓↓
\\ちゃんとフォーじゃーん//
伊佐米フォー実食!
さっぱりとした鶏の味、エスニックの香り、カボスを絞るとベトナム感が増し増し!
スープ美味しい!
そして麺!
ちゃんと麺になっているだけで嬉しーい!笑
思っていたよりもコシがあり、しっかりとお米の味と甘みを感じる!これはいいぞー!!
ただ、短いのと、つるっと具合が弱いのが気になる。
麺に少しお酢を入れるのもよいみたい…。
手動のパスタマシンを使ったら長い麺ができるかなぁ…。
そもそも本場のフォーの麺の作り方ってどうなんだろう…。
十分美味しいけれど、まだまだ伸び代がありそうです!!笑
さいごに
最近では、米粉はグルテンフリー、栄養素、料理への使いやすさなどから、小麦粉の代用として使われる機会が増えているそうです。
ただ個人的には、小麦粉の代替としてではなく、米粉だからこそ美味しい!米粉だからこそ出せる味わい!を追求することが楽しそうだなと思いました。
今回の伊佐米米粉でのフォーづくりを通して、伊佐米の楽しみ方がまたひとつ増えて嬉しいです。これからも探求していきたいと思いまーす!!😊😊
※記事の情報は2024年9月2日時点のものです。
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