こんにちは!シュンペーです。
2020年からコツコツとセルフリノベを進め、2022年10月に火のある暮らしを楽しめる宿としてオープンした「その火暮らし」。
その完成までの軌跡を辿るシリーズ第二回は「水まわり(トイレ)」です。
水まわりって本当に大変ですね…もう思い出しただけで涙が…笑
快適なトイレを目指して奮闘する様子をどうぞご覧ください!!笑笑
水まわりをととのえよう!トイレ編
2つのトイレをひとつに?外トイレ!
元々は習字教室をされていたこちらの古民家。
おそらく生徒さん用に、小便専用とおまるが置いてあるだけのぼっとん便所との2つが外にありました。
この二つを統合して洋式の便器を備えた外トイレに変身させることにしました!
まずは仕切っている壁を壊していきます。
壊すとこうなりました。
スッキリしましたね。
横から見るとこんな感じです。
配管部分だけ残しておまるの穴を塞いでいきます。
穴の下は便槽になっているので、慎重に作業を行います…長く使われていなかったので臭くはありません笑
下の写真のようなものをつくり、入れたモルタルが流れ落ちないようにしました。
モルタルを床全面に流していきます。
壁面も合板を張ったので、もうそれっぽいひとつの空間になってきました!
あとは便器を設置したらほら完成!(配管はプロにお願いしました!)
快適な外トイレが完成してハッピーハッピー!!
…と、この時は思っていたんです。
やらかしているとも知らずに。。。
実は、
汲み取り式(便槽埋没型)の場合は1回の洗浄水量が少ない簡易水洗トイレを設置しないといけなかったのですが、そこのところを深く考えず便槽も大きいし大丈夫だろうと金額の安さに目がくらみ普通の水洗トイレを設置してしまっていたのでした。
その結果、この外トイレが完成した翌日から2日間開催されたDIY断熱改修ワークショップ終了後に便槽を覗いてみたところ、溢れる寸前まで溜まってしまっていました…。すぐに汲み取りにきていただいたのですが、その汲み取り費用がなんと5,000円以上!!!
完全にやらかしてしまいました。
現在では、ミノムシ調の外壁も仕上がり、ミシン台とその辺の鍋でこしらえた手洗いもついているのですが、これ以来、外トイレはあんまり使用されていません笑笑
みなさん汲み取り式の場合は簡易水洗トイレを設置しましょ〜😅
滝のような雨漏り…😭 室内トイレ!
まずはこちらをご覧ください。(音声にご注意ください)
いや〜何度見ても笑けてきますね!
天井からかなり雨漏りしてきていたので、トイレの改修に入る前に屋根に登り雨漏りを止める補修作業を行いました😅(上記の動画は実は補修作業したのに全然雨漏りが止まっていない様子を捉えたものです笑 雨漏りの補修って難しいですね)
では気を取り直してトイレの改修作業に入っていきます!
※室内トイレは汲み取り式ではなく、下水道に接続しています!!
トイレがリビングに面していてなんだか気になるので、手洗いとトイレの間に扉を作り二重扉にすることにしました。
どんどん壊していきます…大丈夫かと不安になってきます…😅
綺麗に掃除したら、下地を作っていきます。
床には合板を張り、壁には断熱材と音が漏れないように吸音ウールと遮音シートを仕込み、天井には万が一雨漏りが再発した時のためにポリカを挟み込んで外に水が排出されるようにしてみました(雨漏りはほんとに嫌い…効果あるといいな😅)。
抗菌消臭効果を期待して壁には漆喰を塗りました。(その火暮らしでは座って使用して欲しい…とは思っているのですが)小便が飛びそうなエリアにはタイルを貼りました😅
ドアにももちろん吸音ウールと遮音シートを仕込んであります!安心してトイレを使用されてくださいね!しかもウォシュレット付きですよおおお👍👍👍
手洗いも可愛くしてみました!
タイルっていいですよね〜
本当は自作したかったのですが、今回は岐阜県でタイルシンクの製造販売をされている作善堂さんから購入させていただきました!とっても気にいっています!作善堂さん素敵なシンクをありがとうございました🙇♂️
不要な部分を壊している時は不安しかなかったトイレの改修ですが、きれいなトイレになって大満足です(外は失敗しちゃいましたが…😅)!!
次の古民家改修日記では、すったもんだありありのキッチンやお風呂の改修についてお話をしたいと思います。
ではでは〜👋