こんにちは、シュンぺーです!
以前、川内川をSUPで漕ぎ登っていった話を前編&後編に分けてお届けしたのですが、今回はその番外編!
いったいどこまで行けるのか!SUPで川内川を漕ぎ登ってみた話!?(前編) いったいどこまで行けるのか!SUPで川内川を漕ぎ登ってみた話!?(後編)山を登り、沢を登り、最初のひとしずくを求めて、SUPでは辿り着けない川内川の源流を探しに行ってきました!
全長約137kmあり九州2番目の大河である川内川。その源流はどんな場所なのかご覧くださいまし〜😊😊
そもそも川内川の源流はどこにあるの?
国土交通省川内川河川事務所によると、川内川の源流は熊本県球磨郡あさぎり町の白髪岳(しらがだけ・1417m)にあるとのこと!
前回のSUPでの最終到着地「クルソン峡(宮崎県えびの市)」側から源流を目指したかったのですが、崖崩れで途中の道が通れないなどの情報もあり、熊本県側からアタックすることにしました。
登りたくてもどこにあるのかわからない白髪岳登山口
実はGoogleマップにも載っていない白髪岳登山口
「白髪岳 登山口」などと検索しても正確な場所が出てきません。
色々と調べるとこの辺↓のようなのですが、道も無いように表示されています…😅
※白髪岳登山口の位置(Googleマップ)
ですが実際には道がありました!笑
この辺↓から「白髪岳登山口」の標識がちょこちょこ立っているので迷うことはありませんでした。
※わかりやすい「白髪岳登山口」標識の位置(Googleマップ)
途中一頭の鹿が現れ、道路の中央からこちらをじっと見つめていました。
ちょっとお邪魔させてもらうね。
川内川源流を求めて、白髪岳登山スタート!
登山口とは別の道を進む
源流を目指す方法はいくつかあるのですが、事前に調べた情報をもとに、林道から川内川源流につながる沢におりて目的地を目指すことにしました。GPSも持参です。
林道を進む
最初は林道を緩やかにくだっていきます。
「川内川源流へ」の看板発見!
こういう看板があると安心しますね〜山の会の皆さんに感謝です😊
道が悪く「こっちで合ってる…?」と思う箇所もいくつかありました😅
落石箇所も多く注意が必要です。
ロープを伝って沢へ
ロープが張ってある場所から、ロープを伝って川内川源流につながる沢に下ります。
かなり急で踏んだ岩が下に転がりやすいので、注意を払いながら下っていきました。
そして沢に到着!
この小さな沢があの大きな川内川につながっていると思うと感慨深いものがあります。
澄んだ水はキンっと冷たく、まさに清流。
この沢の流れの源が源流です!!
川内川の源流につながる沢を登る
沢を登り源流を目指す
登山口を出発してから約1時間、ここから沢登りがスタート!
大きな落差もなく沢の脇は比較的歩きやすいです。
が、岩も不安定で滑りやすい箇所も多く、慎重に進んでいきます。
(もし行かれる方はヘルメットの持参をお勧めします🙇)
途中、沢が大きく二手に分かれます。右の流れを登っていきます。
この辺りからだんだんと傾斜がきつくなってきます…。
登っていくのは大変なのですが、沢を流れる水の音が心地よくて疲れを吹き飛ばしてくれます♪
沢登りを開始してから1時間ほどすると周囲も開けてきて、沢の水量もかなり少なくなってきました。
源流は近いです⤴︎⤴︎
ついに川内川源流に到着!
突如現れた「川内川源流」の看板!
そろそろかな〜なんて言いながら登っていると、突如現れた「川内川源流」の看板!
おおおおお!!!ついに辿り着きました全長137kmの川内川の源流!!!
写真だとなかなか伝わらないかもなのですが、「ここが源流の場所だな」と感じさせる雰囲気のある場所です。
川内川の源流の水で、川内川の水が育んだ伊佐米を炊いて食べる
今回の旅を共にしたNさんがなんと新米の伊佐米を持参!笑
川内川の水が育んだ伊佐米を、川内川の源流の水で炊いて食べる。
なんと贅沢なのでしょう!
あぁ…🤤
国体の成功を祈りながら美味しくいただきました!
※今回の鹿児島国体では伊佐市内を流れる川内川もカヌー競技の会場になっています。
そして、白髪岳山頂へ
せっかくなので白髪岳の山頂へ!
我々の目的地は川内川の源流だったのでここで終了でもよかったのですが…せっかくなので白髪岳の山頂へ!
実はここからが一番の急斜面でヒーヒー言いながら登りました…😅
尾根に出ると雰囲気が変わる
尾根に出るとなんだか異世界にやってきたような風景が…。
理由はわかりませんが多数の倒木があり、赤っぽい植物が茂っています。
尾根を挟んで左側(熊本県側)が赤っぽい植物、右側(宮崎県側)が緑色の植物。不思議です…。
白髪岳山頂(1417m)に到着!
最後の急登ではぁはぁ言いながらなんとか白髪岳山頂(1417m)に到着!
遠く高千穂の方まで見渡せて、とても美しい風景が広がっています。
この頂上からの景色を眺めながらのコーヒーは格別でした。
ゆっくりとしたひと時を過ごした後、帰路につきます。
登山道を下り登山口へ
山頂から登山道を下っていくとまた異世界のような風景が…
かと思えば左右で全く異なる植生の山道…
登山道は歩きやすく、あっという間の下山でした!
登山道を維持管理してくださっている山の会の皆さんありがとうございます😊
以上、「SUPで川内川を漕ぎ登ってみた話」番外編!川内川の源流まで行ってみたお話でした!
皆さんも機会がありましたら川内川の源流を目指してみてくださいね〜!!
※記事の情報は2023年10月11日時点のものです。
※写真の無断掲載や使用はご遠慮くださいませ。